赤字黒太字共に頻出ですが、テスト直前は赤字部分の抜け漏れを必ずチェックしてください。

ライフサイクルと生活設計

①長い人生には、出生・成長・結婚・育児・老後といったいくつかの段階があり、こえっらの段階の変化を一般にライフサイクルと呼んでいる。

②一般に世帯主の収入は年とともに増えるが、同時に支出も増加する。特に子供の結婚までは教育・結婚資金と住宅資金が重なり、家族への責任が最も重い時期となる。子供が独立して、世帯主の定年退職後は、約20年に及ぶ夫婦2人の老後生活がはじまる。

③生活設計とは、このような各家庭で将来必要になる資金を計画的に準備することであり、その生活設計を立てるときに役立つのがライフサイクル表である。

生活設計と生命保険

一家の働き手を世帯主である勤労者の夫とした場合の課程の経済準備

①夫が死亡した場合に必要な資金
遺族生活資金=家族の生活資金+妻の生活資金

②老後に必要な資金
老後生活資金=夫婦の老後生活資金+妻の老後生活資金

③その他の必要な資金
住宅資金、教育・結婚資金、緊急予備資金(医療費・借金返済など死後の整理資金など)

設計販売の考え方

お客様の多様なニーズに応えるため、数多くの種類の保険商品が販売されているが、私たちは、お客さま一人ひとりの意向を正しく把握し、その意向にあった保険商品を適切な情報提供のもとに提案していく必要がある。
すなわち、生活設計書によって経済準備の必要性をお客さまに気付いていただき、それを解決する手段として、生命保険が非常に有効であることを説明することにより理解を深めていただき、最適な保険商品を保険設計書によって提示する。
以上のような販売方法を「設計販売」という。

設計販売をすすめるためには、生命保険だけではなく、他の経済準備手段に関する知識にも習熟し、申込に際しては、意向確認書面の内容に沿って、お客さま意向にあった商品を提案することが大切になる。




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